扉叩いた密かな糜爛髪の毛揺らす笑みに安息人差し指を立て迷い込むサガ求む暮れの夢剥がれた濡れる口許塞ぎ込む毒牙ひらひら身体開いた消えたいまに耳を塞いで奈落の花束君の腹を舐め上げたワタシが愛おしい囁き声と響く足音二度目の夜とは幾度迷いこむ穢れを知ったワタシは散らばり人差し指も立てずに消えたいまに耳を塞いで奈落の花束君の腹を舐め上げたワタシが愛おしい満ちた口への愛憎の散歌飢えた枯れ土"私のは?"と詠いだす恍惚が愛おしいワタシが愛おしい