膝を抱きかかえ夜の帷引き裂いてみても涙は枯れ当たり前の普通焦がれてた当たり前の普通求めてたもがいて傷を負いそれが正義って当たり前みたいに世界が嘲う輪郭が融けるその前に君の両手で僕に触れてまだここには僕が居る君の中にだけ存在してる僕のかわりはたくさん在って世界は変わらず廻る事も当たり前なんだとわかってた当たり前だと気づいてしまった小さな光が揺らいで消えそう赤い残像目に焼きつく限界が来るその前に君の両目に僕を映してまだここには僕が居る君の中にだけ存在してる君の泣きそうな笑顔を見て僕の笑顔は壊れそうで君が居るだけで報われてた君が居るだけで救われてた世界が消えるその前に君の一番を僕に下さい当たり前はもういらないよ君の中にだけ存在してる