はじめに羽を与えられ人は僕を夢で塗りつぶした「お前はとても美しい」喜んで身を捧げた享楽と欲望に染まり求め与え 繰り返した末路森羅万象を詰め込んだ巨大な闇を背負っていた君をけして汚さないように何度も消ゴムをかけるけどじわじわ滲みだすこの気持ちはきっと傲慢な黒をしてるおわりに羽を奪われて人は僕と夢を選り分けた「お前は良くないものだから」残された鈍の原稿穢れた黒を隠すように極彩色を重ねた後は森羅万象を詰め込んだ巨大な黒を背負っていた君をけして汚さないように何度も消ゴムをかけるけど欲に染まりきったこの体触れる事すら躊躇うほどに生まれた時は無色透明で夢と希望を描いていた積み上げた偶像崇拝主義に僕は埋もれていた君がけして汚れないように僕の背の翼は削ぎ落とした光を追いかけた頃の様に清く白い君に憧れてる君がけして汚さないように僕が全ての黒になるから次の僕に会えたら次は夢の様な白を描こう