案外一人で生きてしまえたの全く寂しくなかったの一人遊びが上手すぎたから世界は私のものだった朝靄に消えた野原陽炎踊る炎天下枯れ葉が泣く並木道深々と降り積む雪惨状をただ生きていた目に写る始まりの日を風化させてなるものかとこの街の地図を描いた案外一人で生きてしまえたのホントに寂しくなかったの一人遊びが楽しすぎたから一人きりに気づかないの私は気づかないの強く清く美しく悠然と凛とあれと足を踏みしめ耐えろと負けて折れて堪るかと毎日が戦いだった撒き散らされた理不尽を歯を食い縛り覚えてたこの街で夢を描いた案外一人で生きてしまえたのやっぱり寂しくなかったの一人遊びに君が増えたから隣り合わせの孤独なの私は気づかないのこの街には何がまだ残されていたんだっけ私らしく暮らすため何を守ってたんだっけ案外二人は生きてしまえたの初めて寂しくなかったの一人遊びに終わりを告げたら寂しい君に出会えたのやっと今ホラやっと今私は気づいたの案外二人は生きてしまえたの平凡な日々を愛せたの私の世界に終わりを告げたら地図を描きに旅立とうこの街から逃げ出そう強く清く美しく悠然と凛とあれと足を踏みしめ耐えろと負けて折れて堪るかと固めた鎧を脱いで柔らかな靴を履いてまだ知らない居場所へと勇気あるリトルエスケープ