何もなかった暗い地面の底を照らした僕のヒーローその背を見つめ その声を聞き僕はその後ろを歩んでた突き抜けるような空の色も風を受けて揺れる木々の音もあなたが伸ばした手の先に見えていたものだった蒼く高く澄んだ青空を眺めながらあなたは哀しい顔ひとつになれるのに僕らには叶わない同じ世界を眺める事もペルセウスが一つ巡って僕は少しだけしわを刻んでヒーローは大きな椅子に座り僕はその隣を歩んでた廻り始めた歯車が期待載せて僕に圧し掛かる変わってしまったのは僕一人歩幅の違う二人赤く淡く光る夕焼けを眺めながらあなたは哀しい顔ひとつになれたのに僕にはもう届かないあなたが見ていた世界沢山の笑顔に囲まれて沢山の人達に愛され沢山の笑顔を振りまくあなたが憎くてあなたの事が羨ましくてあなたの事がただ眩しくてあなたの事が僕の全てであなたの事が好きだった蒼く高く光る夜空はもう届かない地面の下で泣いてた僕を叱って救って手を差し伸べてくれたあなたは僕の神様深く白く沈む暗闇を走りながらあなたの事思った一つになりたくて笑って涙押し殺したあなたは僕の友達最愛のあなたは、僕の、